「しかし、核戦争の可能性は低下したが、絶対起こらないという状況ではありませんね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「放射能があまり出ない核弾頭というのは、実際に可能なのですか」と町会長。

「米核兵器開発研究所がF-35戦闘機内部の爆弾倉から核爆弾を投下する実験に初めて成功したという記事を最近読んだことがあります。」

「F-35というのは、音速で飛ぶステルス戦闘機でしたね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「この戦闘機に搭載した核爆弾は、放射能を出さないのですか」と町会長。

「放射能は出てしまうようですが、核爆弾が地中深く突入した後で爆発するため、放射能が飛散しにくいようです。」

「なるほど。しかし、これは核ミサイルではないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。VOAで公開された情報なので、米国は、中国が短期間に対応策を取るかもしれないと考えているはずです。」

「それでは、この情報を公開したのは、とりあえず、中国が台湾に進攻しないように圧力をかけるためということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。米国やフランス、イギリスなどが最終戦争のために用意しているのは、ミサイルに搭載できる小型の水爆だと推定しています。」

「水爆は放射能を出さないのですか」と町会長。

「ウィキペディアの『水素爆弾』に、『実際、原爆開発技術を独占していた米国において、原爆保有国となったソ連に対抗するため、トルーマン大統領によって製造命令が下されたのが、原爆を起爆装置として重水素を熱核反応させる水素爆弾である。初期の核融合装置は液体の重水素を用いており、装置が巨大で実用化には至らなかったが、重水素化リチウムを用いることにより、実用化に至った。原子爆弾を起爆装置として用い、核分裂反応で発生する放射線と超高温、超高圧を利用して、水素の同位体の重水素や三重水素(トリチウム)の核融合反応を誘発し莫大なエネルギーを放出させる。高温による核融合反応(熱核反応)を起こすことから「熱核爆弾」や「熱核兵器」とも呼ばれ、核出力は原爆をはるかに上回る』という記述があります。」

2020/12/3

<パナソニック乾燥機NH-D502P後記16>
翌日だったか翌々日だったかはっきりとは覚えていないが、雨が止むと、玄関の軒と居間の軒が谷を作る所、正確に言えば、屋根に登らないではしごに登っている状態で作業できるところに、アサヒペンのモルタルパテを塗った。このモルタルパテを選んだのは、アルミテープの上に塗るので、耐久性があって固着力が強いものが必要だったからだ。左手ではしごを掴んだ状態で、容器からパテを取り出して塗るのは難しい作業だった。

塗り終わると、雨が降るのを待って結果を確認しなければならない。どうやっても日数がかかる作業だった。雨は数日して降ったような記憶がある。降るまでの日数ははっきり覚えていないが、モルタルの効果が全くなかったことは覚えている。

原因を突き止めるために、雨が降っている日中にはしごを登り、ずぶ濡れになりながら谷の中の水の流れを見たが、モルタルの上を流れている雨水はわずかだった。モルタルパテには『コンクリートやモルタルの補修用』という表記はあったが、防水とは書いてなかったので、この上に防水用のモルタルを塗る必要があると思った。

晴れた日に、屋根に登って手が届かなかったところに塗って結果の違いを見ようとしたが、軒に近い部分にモルタルパテを塗るのは、『滑って落ちるかも知れない』という恐怖感があるため、思うように塗れなかった。数年前になるが、1級建築士は建築中の建物の2階ほどの高さの所から落ちて肋骨を折っていた。そして、『建築関係の人は1度は落ちている人が多い。知っているやつは、皆、落ちている』とも言っていた。<続く>

2023/11/16